第9回島根県作業療法学会を終えて

第9回島根県作業療法学会 学会長

(社会医療法人清和会 西川病院)

篠崎 亜由美

去る11月9日(日)、第9回島根県作業療法学会を浜田市総合福祉センターにて開催させていただきました。この度は江津・浜田・邑智ブロックが企画運営を担当しました。作業療法士の人数が比較的少ない県西部での開催でしたが、当日は100名近い方にご参加いただき、おかげをもちまして盛会のうちに終了することができました。

学会前日には、県立広島病院の作業療法士河本敦先生と理学療法士竹岡亮太先生による学会前日特別講演も行われ、『作業』に焦点をあてた作業療法の重要性について今一度皆で振り返る大変貴重な時間になりました。

学会当日は、広島大学教授の岡村仁先生に、『進行・終末期リハビリテーションと作業療法士の役割』というテーマで、がんのリハビリテーションを中心に精神科医のお立場からご講演をいただきました。私達作業療法士の専門分野を問わず、皆に共通する課題を大変分かりやすくご提示いただけたと思います。

会員による一般演題では、今年度より新たに査読委員による審査も実施され、計14の演題発表が行われました。一人でも多くの方に発表いただき、またフロアの皆さんとも近い距離でディスカッションができるようにと、本学会からポスター発表を新たに設けました。全国学会や国際学会ではポスター発表の演題数が多いですが、島根県作業療法学会としては初めての試みでした。実際当日までは少々の不安もありましたが、演者・座長の皆様、参加者の皆様のお力添えでポスター・口頭発表共に大変充実した演題発表となりました。

ここ島根県は東西に広く、県内の作業療法士が一堂に会すことは簡単なことではないと思われます。しかしそのような中、多くの島根県作業療法士会会員の皆様、そして他職種、学生の皆様にもお集まりいただき、無事に学会を開催することができました。本当にありがとうございました。

最後になりましたが、本学会開催にあたり、ご支援賜りました企業・施設の皆様、ご後援いただきました諸団体様に、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。

日々の作業療法の臨床・教育・研究の成果を皆で持ち寄り、議論し、そしてまた何かを持ち帰り臨床に繋げていく。第9回島根県作業療法学会が、少しでもこのような場になったならば、学会スタッフ一同大変嬉しく思います。

第9回島根県作業療法学会