作業療法ってどんな人が対象なの?
病気やけが、生まれながらに障害がある人など、年齢に関係なく、日常生活に支援を必要とするすべての人が作業療法の対象です。人生のあらゆるステージで「作業」を通じて、人と社会のつながりをつくります。
こころとからだ
こころ
統合失調症、うつ病、依存症、
双極性障害、神経症性障害、
高次脳機能障害、認知症、
発達障害、摂食障害 など
からだ
脳血管障害(脳梗塞、脳出血、
くも膜下出血など)、
脳腫瘍、脊髄損傷、がん、
パーキンソン病、呼吸器疾患、
心疾患、末梢神経障害、
関節リウマチ、ALS、
その他難病 など
病気やけが、生まれながらに障がいがある人など、年齢に関係なく
日常生活に支援を必要とするすべての人が作業療法の対象です
人生のあらゆるステージで
発達期
脳性麻痺、自閉スペクトラム症、
注意欠如・多動症、学習障害、
重症心身障害 など
高齢期
認知症、骨折、骨関節疾患、
廃用症候群、フレイル
人生のあらゆるステージで「作業」を通じて
人と社会のつながりをつくります
からだの障害の場合
病気やけがでリハビリテーションが必要となった場合、
作業療法士はその人の状態に合わせた作業療法を行います
急性期
未来の生活のために
できるだけ早く作業療法を
開始します
その時々の状態にあわせて
まずはこころとからだの
基本的な機能の改善を
目指すとともに新たな機能の
低下を予防します
リハビリテーションのスタート
回復期
急性期の作業療法を経て
病気やけがの状態が安定したら
より具体的な生活をイメージして
機能や能力の改善を目指します
未来の生活のために必要な
手段や方法を考えます
より良い生活を目指して
生活期
住み慣れた場所で
望むカタチで
その人らしく生活できることを
支援します
社会のなかで、生きがいをもち
豊かに生きるための
手段を一緒に考えます
その人らしく生きるために
こころの障害の場合
入院中だけでなく、自宅や職場、地域でも作業療法を行い、
障がいと付き合いながら、自分にあった生活が送れることを目指します
病院
精神機能の回復、
楽しい時間・体験、
人との交流の練習を行います
入院、デイケア、訪問 など
職場
就労に向けた練習、
職場環境の調整、
働き続けるための支援を
行います
就労支援など
地域
不調への気づき、
趣味・余暇活動への支援を
行います
地域活動支援 など