島根県内の経口摂取の支援をする関係各団体代表が介護、看護、医療の現場での連携機能を高めるための情報交換、連携をとることによって急性期~回復期~維持期各期の連携、職種間、施設間の連携等が図られ、地域の「経口摂取不全者」の健康の維持、生活の質の向上に寄与するためのシステム構築を目指す場が必要と考え2009年12月に設立されました。

この協議会は13団体(環日本海NSTフォーラム、島根県医師会、島根県栄養士会、島根県介護支援専門員協会、島根県看護協会、島根県言語聴覚士会、島根県作業療法士会、島根県歯科医師会、島根県歯科衛生士会、島根県理学療法士会、島根県訪問看護ステーション協会、島根県老人保険施設協会、島根県薬剤師会)で構成され、毎年協議会を開催して関連する情報収集とその発信、研修会やシンポジウムを開催しています。

令和6年3月24日(日)令和5年度経口摂取支援研修会として経口摂取支援にかかる各職能団体の役割や機能の紹介と、模擬症例を通じた地域課題の検討を行うグループワークが開催されました。

島根県作業療法士会からは会長小林と地域支援事業委員会浜田委員長が参加し、それぞれテーブルで作業療法士が果たす役割と地域の課題など、積極的な意見交換を行いました。

令和6年度診療報酬改定では医療と介護のシームレスな栄養情報の連携、退院支援計画にリハ、栄養・口腔管理が含まれるなど本協議会の役割がますます注目されています。今後も協議会の取り組みに注目し活動への参加を推進したいと思います。

報告者 地域支援事業委員 小林

「IMG_5498」チラシ