他団体主催
POTA第59回全国研修会in栃木「ひきこもりのキャリアデザイン~生き方の選択肢を増やす~」
2025年10月6日
- 開催日時
- 2025年11月30日 (日) 09:20 〜 15:20
- 開催場所
- オンライン開催(Zoom)
- 参加対象
- POTA会員、作業療法士、行政職員、教育関係者など
- 定員
なし
- 参加費
- POTA会員2000円、非会員4000円、学生・当事者500円
- 講師
- 宮田量治氏(山梨県立北病院院長) 他
- お申し込み
- 以下URLの開催要項QRコードよりお申込みください。
https://www.pota.jp - 申し込み期限
- 2025年11月23日(日)
- 主催
NPO法人 精神科作業療法協会
- 問い合わせ先
- pota59tochi@gmail.com
- 内容・その他
現在、日本では推計146万人が「ひきこもり」
状態にあると報告されています(内閣府,2023)。 厚生労働省の「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」 によれば、ひきこもりとは、 さまざまな要因の結果として社会的参加を回避し、 原則6ヶ月以上にわたって概ね家庭にとどまり続けている状態と定 義されています。
この問題は、児童・思春期だけにとどまらず、中高年層にも広がっており、長期化・ 複雑化の傾向を見せています。当事者やその家族は、 社会的接点の減少により孤立しやすく、 抱える課題や困難を誰にも共有できずに年齢を重ねていくケースも 少なくありません。
今回の研修会では、「ひきこもりのキャリアデザイン」をテーマに掲げています。「キャリア(Career)」とは、 単に仕事や職歴を指すのではなく、人が一生を通してたどる“ 生の軌跡”全体を意味します。そして「キャリアデザイン」とは、 自分自身の人生を主体的に捉え、設計・ 再設計していくことを指します。
本研修を通して、ひきこもりを「選択された生き方(=キャリア)」として尊重しつつ、そこにある背景や意味に目を向けます。 そのうえで、「問題意識を持つ一人の人間として、 私に何ができるのか」を考え、 当事者一人ひとりが自らの人生を主体的に再構築できるよう、 支援の視点と選択肢を広げる機会としたいと思います。
