開催日時
2022年11月26日 (土) 14:00 〜 17:00
開催場所
「Zoom」を使用したオンライン開催
参加対象
作業療法士、理学療法士、看護師
定員

5名

参加費
5980円
講師
青木將剛(作業療法士)
お申し込み
下記URLよりお申し込みください
https://www.meducation.jp/seminar/detail.php?id=39192
申し込み期限
2022年11月22日 (火)
主催

日本ユニバーサルリハビリテーション協会

問い合わせ先
TEL 042-208-0102
https://universalreha.com/
内容・その他

「姿勢保持は筋力低下やバランス不良だけではありません。身体機能だけでなく認知機能や知覚機能も大切な構成要素です」

みなさんは、シーティングやフィッティングを行なっていて、どうしても座ることが難しい症例や利用者と出会った事はないでしょうか。(関節拘縮が重度、傾きが強い、プッシャー現象、高次脳機能障害等の障害)
そんな時、適切な訓練やケアの後に代償手段として、リクライニング車椅子やチルト車椅子を処方したリ、座位保持装置等の環境調整を検討するでしょう。
この考えを払拭してください。

ポジショニングから身体の筋緊張のコントロール(リラクゼーションを含む)や身体輪郭や身体の軸意識等の感覚入力、関節可動域の改善を行なってから座位というシーティングに移行する訓練方法があります。
臥位姿勢から過緊張や低緊張の異常姿勢筋緊張をポジショニングによりコントロールし、座るための準備状態を整えてから座位姿勢や動作を引き出していく』というアプローチ、これが「ポジショニング To シーティング」です。

身体にかかる圧が骨を作り、循環が発生し、呼吸を行ないます。脚は大地を踏み、その安定から体幹の運動や手の作業を行います。重力があるからこそ、我々は生活が出来ているはずです。しかし、障害を呈した方はこの状況が大きな負担となります。
地球上での重力の使い方が全く通用しなくなるからです。
これでは、真っ直ぐに座る、立ち上がる、歩く等の運動はとても難しく、生活をしていくためには、その身体状況で再び重力環境下での身体の動かし方を学び直さなくてはなりません。
それを座位からではなく、臥位から行なうのがポジショニング To シーティングであり、その理論が数mmHgでポジショニングを行なう微小反作用環境のアプローチです。

この最新の知見「ポジショニングで関節拘縮を緩和させ身体全体が柔らかくなる効果」を共有しましょう。