この度は、第18回島根県作業療法学会にご関心をいただき、誠にありがとうございました。
おかげさまで、本学会は115名もの方々にご参加いただき、対面で行うことの意義や作業療法を原点に立ち返り、作業療法の発展に貢献することを目的として掲げたテーマ「作業療法の魅力と可能性の再発見」のもと、大盛況のうちに幕を閉じることができました。

 今回の学会では、21演題の発表に加え、「島根OT達と考える作業療法の魅力と可能性」というテーマのワークショップを企画いたしました。このワークショップでは、参加者同士が活発に意見交換を行いながら、日頃の作業療法について振り返った上で、特に、若手とベテランが世代を超えて意見交換を行い、作業療法の未来を共に描くことを目指しました。自由参加にも関わらず、学生の方も含め55名という大勢の皆様にご参加いただき、活発な議論が繰り広げられました。例えば、ある学生は「先輩方の経験談を聞くことができ、今後の自分のキャリアを考える良い機会になりました」と語っていました。また、ベテランの先生からは、「若い世代の意見を聞くことで、自分の考えを改めて見直すことができ、今後の臨床に活かしたい」といった感想が聞かれました。学会長講演、特別講演、演題発表、そしてワークショップを通して、参加者の皆様が作業療法について深く考え、新たな気づき等を持ち帰っていただけていたら幸いです。

特に、講師の齋藤佑樹先生からは、「アットホームで、かつビジョンが明確な素晴らしい学会だったと思います。こんなに参加者や役職者とコミュニケーションを取らせていただいた学会は初めてでした。今回の学会が、今後の色々な科学反応のきっかけになると良いですね。」とのお言葉をいただき、大変光栄に思います。

ご多忙の中、本学会にご参加いただいた皆様、ならびに、今回の開催にご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
次回の学会は、2025年12月6日(土)に浜田市で開催し、「就労支援」をテーマに、林輝男医師、岩根達郎専門作業療法士をお招きします。今後の作業療法について皆様と一緒に考えていけるよう、様々な企画を検討しておりますので、ぜひご期待ください。

第18回島根県作業療法学会 運営委員一同

実行委員長
安来第一病院  奥野将悟
0854-22-3411
otgakai18@gmail.com 

PDF is not exist!「第18回島根県作業療法学会 運営委員」チラシ