会員の方へ
(会長動向)地域リハビリテーションに関する意見交換会への参加
2024年12月20日 [事務局]
12月16日(月)島根県高齢者福祉課からお声掛けいただき地域リハビリテーションに関する意見交換会が開催されました。
島根県医師会・理学療法士会・作業療法士会・言語聴覚士会より参加し、地域のリハビリテーション体制について現状や課題などについてラベルワークを通じた意見交換が行われました。
島根県では2000年に二次医療圏ごとの中核となる医療機関へ地域リハビリテーション支援センターを指定し、リハビリテーションの普及や人材育成を進めてきました。2009年に人材確保とリハビリテーションの普及に一定の成果を得て、支援センターの指定は解除されています。しかし、2015年からは介護保険制度の改正や介護予防・日常生活支援総合事業の開始に伴い、各市町村では地域リハビリテーション活動支援事業がスタートし、2021年には地域リハビリテーション推進のための指針が改定され、再び議論が発展しているという経過があります。
およそ20年前と対比して私たちリハビリテーション専門職は増加していますが、地域の医療資源の変遷、制度の改定にあわせて私たちが求められるものもまた刻々と変化しています。行政機関と連携して求められる役割が発揮できるよう3士会連携のもとで取り組む必要性を再認識しています。