12月19日(水)歯科医師会が主催する「地域包括口腔ケア会議」に作業療法士会として出席しました。
郡市歯科医師会単位で開催されるこの会議には数年来参加をさせていただいています。今回は介護報酬改定で新設された口腔連携強化加算の圏域内取り組み状況と訪問歯科診療の状況報告、後期高齢者歯科口腔検診(LEDO検診)の取り組み状況と検診結果及び事後措置について、しまねオレンジデンティスト構想についての説明と意見交換がなされました。
議論の中では、歯周病が気になる40歳代、歯牙の欠損による受診が増える60代、その後75歳以上で歯科・口腔機能に専門的な支援が必要な高齢者はむしろ受診率が減少傾向にあるデータが示されました。過疎化・高齢化の進展する地域では通院する手段に困ることも受診率が下がる要因の一つかも知れないとのこと。歯科に限らず多機関・多職種が連携して地域課題を検討する会議に作業療法士会も参画しています。