開催日時
2024年7月21日 (日) 10:00 〜 16:00 (途中1時間休憩、アーカイブ視聴無期限)
開催場所
オンライン開催
参加対象
臨床心理士、公認心理師、医師、心理職、カウンセラー、精神保健福祉士、社会福祉士、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士、看護師、保育士、教師などの資格をもつ対人援助の専門家、大学院生など。精神分析や心理療法などに興味を持っていればどなたでも参加可能です。
参加費
5,000円
・体調不良、急用、家庭の用事など個人的な理由であってもキャンセルの場合には返金します。
・支払い方法は銀行振込、コンビニ払い、クレジットカード払いがあります。
・自治体などで請求書払いが必要な方は info@s-office-k.com までメールでご連絡ください。
講師
上田勝久 先生
所属:兵庫教育大学准教授
資格:臨床心理士、公認心理師
経歴:精神科病院、児童養護施設、スクールカウンセラー、学生相談、小児科クリニックなどでの臨床を経て現職

お申し込み
参加希望者は以下から申し込みください。
https://s-office-k.com/product/semi-ogden-psycho
申し込み期限
・ライブ配信に参加の方:2024年7月21日(日)まで
・アーカイブ視聴を希望の方:無期限
主催

(株)心理オフィスK( https://s-office-k.com

問い合わせ先
info@s-office-k.com
内容・その他

■概要
本セミナーでは米国の精神分析家トーマス・オグデンの理論について紹介し、検討していきたい。
オグデンの理論は以下のように多岐にわたっている。

・投影同一化の臨床的扱い
・統合失調症患者の無体験状態
・ポジション論および内的対象関係概念の明確化
・自閉-接触ポジション
・移行的エディプス関係
・初回面接について
・分析の第三主体

さらに彼はフロスト、ボルヘス、ヒーニー、カフカらの散文詩や詩を、あるいはフロイト、フェアベァン、ウィニコット、ビオン、ローワルド、サールズらの古典を独自の読みかたで読み抜いた論考を提示している。
本セミナーではこうした多様なオグデンの理論展開を紹介することで、精神分析という営みのその独特の性状を輪郭付け、と同時に、彼の思索がいかに人間全般の心的体験に通じていくのかを話してみるつもりである。オグデン自身が既存の分析理論に対してそうしたように、私も彼の理論をなるべく多くの人たちに―精神分析的な臨床家ではない人たちにも―開いていくことができればと考えている。

■本セミナーで学べること
・オグデンの理論
・オグデンの分析実践のありよう
・人間的な体験の内実について
・これらの理論の臨床的応用

■臨床心理士更新ポイント
臨床心理士の更新のためのポイントを2条(4)の項目(2ポイント)で申請する予定です。また、アーカイブ視聴でもポイント取得可能です。

■その他のセミナーの一覧
https://s-office-k.com/professional/seminars