国は2023年12月に『母子保健医療対策総合支援事業』に関する補正予算を可決し、あらたに創設された5歳児健診にあっては、就学に向けて集団生活を営む上で必要な社会性の発達、行動面の発達も評価をするべく私たち作業療法士を含む多くの専門職の関与を求めています。

この度、松江市5歳児健康診査事業検討会に参加し情報提供をさせていただきました。
5歳児健康診査を複数回見学参加した担当OTから、具体的な事例を交えて、健康診査の場面で作業療法士が持つ視点やどのような助言・提案ができるのかお伝えしてきました。
私どもは「まずは作業療法を知っていただくことから」と参加をしましたが、より具体的な支援・介入方法や作業療法を活用すると良い場面など、について委員の先生方からコメントをいただき大変参考になりました。

就学に向けた発達に関する保護者の不安や、頑張っているお子さんの一助になるような作業療法の取り組みが、何らかの形でお役に立つことができるよう作業療法の普及・啓発や人材育成を進める必要性を再確認しています。

令和7年3月12日(水)19:30〜20:30  @松江市保健福祉総合センター(松江市乃白町32-2)
松江市 令和6年度5歳児健康診査事業検討会 島根県作業療法士会から情報提供
参加者:安部あかね・引野里絵・小林央